【美容師が教える】セルフカットはこうする 前髪の作り方(アシメ、ぱっつん)




スポンサーリンク
カット関連

お疲れ様です、大悟店長です。

 

僕はいつも、美容師目線での美容院の使い方だったり、美容師の実情や、美容師のテクニックなどを語らせてもらってます。

 

が、「そもそも美容院が嫌いな人もいるな~(^_^;)」と思いまして、今回はそんな記事を書いてみることにしました。

 

結構美容師の中にはセルフカットするお客様を嫌がる人もいたりします。(僕はあんまり気にしないですけど)

 

理由としては

  • 毛先がバラバラで切りにくい
  • 必要以上に短くなってしまう
  • カウンセリングが面倒

等があります。

 

大悟店長個人としてはどれも大した事ではないのでセルフカットする方は全然してもらっていいと思うのですが、要は『切りすぎたら元には戻らない』というごく当たり前の事を分かってないとマズイかもしれません。

 

セルフカットの注意点

  1. 切るときの姿勢によって短くなりすぎてしまう
  2. 引っ張って切ると失敗する
  3. 左右の長さは合わない
  4. 濡らして切ると失敗する

 

他にもありますが注意点として大きく分けるとこんな感じですね。

 

切るときの姿勢によって短くなりすぎてしまう

 

例えば前髪を切ろうとします。

切る長さを見るために鏡を見ますよね。特に意識せずに鏡を見て前髪を切ろうとすると、『必ず前屈みの姿勢で上目遣い』で鏡を見ています。

その状態で眉毛ぐらいの長さにしようとすると、髪の毛が上がり、眉毛よりかなり短くなりすぎてしまいます。

一度切る長さの目安として指でつまんでみて、普段の姿勢に戻った時にどれぐらいの長さかを確認することが必要です。

 

引っ張って切ると失敗する

 

美容師のように普段から髪の毛に触れているような人でもないと分からない感覚だろうとは思いますが、『髪の毛は伸縮』します。

クセ毛の方は特に顕著に出る性質ですが、引っ張った状態で切ってしまうと元の状態に戻った時に短くなりすぎてしまい、これも切りすぎの原因になってしまいます。

 

左右の長さは合わない

 

例えば右利きの人の場合、左側の髪を切るのは割と切りやすいです。

セルフカットをする方の場合、切りやすい方から切っていきます。で、左側がなんとなく思ってたぐらいの長さになったので右側を切ろうとすると、切りすぎます。これはシザーの角度が分からずに切ってしまうからです。

なんとかぼかそうと思ってすきばさみを使うと、今度は上手くいっていた左側も長さを合わせようとしてどんどん短くしていってしまい、そのうち諦めます。

 

濡らして切ると失敗する

これは2.の引っ張って切ると失敗するにも近いことですが、『髪の毛は濡らすと伸び』ます。

美容理論で言えば『水素結合』と呼ばれるものになりますが、簡単に言うと『髪は濡れると伸び、乾くと元に戻り』ます。

美容師はその感覚を分かった上で濡らして切りますが、一般の方にその感覚は難しいと思うので、乾いた状態で切る方が無難です。

(ちなみに乾いた状態で切ると髪が傷むというような話もありますが、カラーやパーマの傷みに比べれば大したことはないので気にする必要はないかと思われます。)

 

アシメ前髪の作り方

アシンメトリー(左右非対称)ですね。

左右のどちらかが長く(もしくは短く)長さが均等ではないアレです。

 

前髪の幅を広くとる

通常、前髪の幅というのは、『黒目の外側から黒目の外側まで』というのが基本です。

アシメ前髪の場合は、この幅を大体『目尻から目尻まで』とる必要があります。

 

実際僕もお客様の髪をアシメにする時、骨格によってはもっと広くとる場合もありますね。

 

アシメは軽めのスタイル

アシメの良さ、特徴という部分で考えれば、それは『動きと流れ』です。

この良さを出すためには、『軽さ』がないといけません。

 

なのでアシメ前髪を作る場合は『すきばさみは必須』です。

 

切り方

  1. まず前髪の両サイドを目尻から目尻までの幅でとり、ダッカールなどで留める。
  2. 短くしたい方の一番端の毛だけを先に切る。
  3. 両端での長さの差は『1,5㎝』ぐらい。
  4. 長くしたい方の端の毛だけを短い方より1,5㎝長く切る。
  5. 長い方、短い方関係なく、『右利きなら右から』『左利きなら左から』切って端と端をつなげる。
  6. 切った幅を『そのまま上に持ち上げて』すきばさみで『ハサミを立てて』すく。
  7. 持ち上げた幅を元の位置に戻して『首をふって』状態を見る。
  8. 毛先がぱっつんな感じがしたらその部分をもう一度『持ち上げて』すく。
  9. 以降6~7繰り返し。
  10. 良いかんじになったらダッカールを外して両サイドをすきばさみですいてつなげる。
  11. 完成。

 

大分簡易的にまとめてみました。

実際にサロンでアシメを切るときはもちろんもっとちゃんとやります

(^_^;)

 

ぱっつん前髪の作り方

ぱっつんと言えば昔は失敗カットの代名詞でしたが、見慣れると可愛く見えてくるものなので不思議です(笑)

 

幅は少し狭め

上記したように、通常は黒目の外側から外側でとるのが基本の前髪の幅だとすれば、ぱっつん前髪の場合は『黒目の中心から黒目の中心』まででとった方が失敗は少ないです。

 

ぱっつんは重めのスタイル

ぱっつん前髪は重めのスタイルです。

その特徴としてはやっぱり『綺麗なまっすぐのライン』です。

コームなどを当ててまっすぐに切ることを意識して切った方が可愛くなりますね。

 

切り方

  1. まず前髪を黒目の中心から黒目の中心までの幅でとり、ダッカールなどで留める。
  2. とった幅を『横のライン』、厚みを『縦のライン』と考え、富士額から3㎝ぐらいのところから三角になるように前髪を取り直す。
  3. 厚みである縦のラインを『生え際と平行になる』ように2つに分けてダッカールなどで留める。
  4. とった2つの厚みのうち、『生え際側』の束を切りたい長さに切る。(この時コームで髪を押さえすぎてしまうと、切り終わってから髪が上がって短くなりすぎてしまうので、できるだけ髪を押さえずに切る。)
  5. 2つに分けた縦のラインのダッカールを外し、被さった上の束を『今切った束よりも5㎜ぐらい長めに』切る。
  6. 毛先が重すぎるようならすきばさみ等で微調整して少しすく。
  7. 完成。

 

ポイント、コツ

ぱっつん前髪は『平行なライン』がもっとも大事です。

これが結構難しい。

 

コツは『肘を上げてハサミの先(刃先)から肘までを一直線に』して切ることです。

 

そうすることで切っている髪の毛も自然にまっすぐなラインになります。

 

まとめ

改めて言わしてもらいますが、『髪は切りすぎたら元には戻りません』。

当たり前のことですね。セルフカットはあくまで自己責任なので、切りすぎたとしても伸びるまではご自分がその長さに付き合うしかありません。

 

いくつか注意点は上げさせてもらいましたが、一番大切なことは慎重にやってください、ということです。

 

失敗して直しに来られる方の中にも、いきなりばっさり切って失敗したという方はほとんどいません。

 

大体が少しずつ切りながら、「もっと多く切っても大丈夫じゃね?ww」って感じで一気にいったら失敗したというパターンが多いです。

 

特に前髪はそのスタイルの印象が大きく出る箇所にもなりますので、慎重に切りましょうね!

 

 

それでは!大悟店長でした(*^-^*)

 

コメント