美容師が教える【年収,実情,離職率】一人暮らしは出来るか?

シザーケースアシスタント編
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お疲れ様です、大悟店長です。

 

美容系の仕事ってなんかすごい華やかなイメージありますよね。

  • 美、理容師
  • ネイリスト
  • アイリスト
  • エステティシャン
  • メイクアップアーティスト
  • スタイリスト
  • ファッションデザイナー

 

探せばまだまだ出てきますが、ぱっと思い付くので言えば大体こんな感じじゃないでしょうか?

 

代表的なのはやっぱり『美容師』ですね。

 

私、大悟店長もその美容師の一人で、20歳から美容師の世界に入り、今やもう34歳。

 

美容師15年目に突入中です。(…年月というのは恐ろしい…)

その間、色々なことがありました。

 

仕事面でもそうですがプライベートでもあれやこれや…(^-^;

 

まあ自分のことはさて置き、今回はあまり世間では知られていない美容師の実情について、リアルな部分を語ってみたいと思います。

 

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美容師の年収

これから美容師を目指そうと思っている方にとってはやっぱり一番気になるのがお金【年収】の部分ですよね。

 

美容師になりたての新人時代はお給料がものすごく低いです。

 

新人時代=低給料

ということ自体は、どんな業種に就いている方でも言えることだと思います。

 

でもそれは大卒だけど資格と言えば普通自動車免許しか持っていない人でも言えることなわけで、言うても美容師は『国家資格なわけです。

 

美容師の年収について詳しくは↓

【美容師が教える】美容師のホントの年収と初任給

国家資格が必要な職業のなかで年収が最下位

美容師の給料が低いというのは現役美容師の僕としてもかなり納得がいかない部分ではあるのですが、そんなことを言っても仕方がないので進んでいきますね…(-。-)y-゜゜゜

 

以下、美容師の年収です。↓

美容師 年収推移データ

美容師の年収推移データをご覧ください。

合計年収月収ボーナス年齢勤続年数労働時間超過勤務
2017年295万8300円24万1700円5万7900円31.2歳6.7年177時間6時間
2016年287万6900円23万4600円6万1700円30.6歳6.4年177時間5時間
2015年285万5100円23万2800円6万1500円30.2歳6.7年174時間8時間
2014年262万7400円21万4700円5万1000円30.2歳5.8年174時間11時間
2013年279万7100円22万8400円5万6300円29.3歳6.2年180時間5時間
2012年272万7000円22万2700円5万4600円28.8歳5.4年180時間6時間
2011年267万6100円21万6700円7万5700円29.3歳6.1年179時間8時間
2010年267万700円21万7800円5万7100円28.7歳5.6年178時間8時間
年収月収ボーナス年齢勤続年数労働時間超過勤務
2017年317万2900円25万9400円6万100円30.9歳6.9年178時間6時間
2016年308万1600円25万1900円5万8800円30.6歳6.5年178時間6時間
2015年308万200円25万2100円5万5000円29.7歳6.5年175時間7時間
2014年275万円22万5700円4万1600円29.6歳5.6年179時間15時間
2013年309万6500円25万3600円5万3300円29.2歳6.2年182時間6時間
2012年291万7300円23万6800円7万5700円28.9歳5.4年180時間7時間
2011年282万1900円23万600円5万4700円28.4歳5.6年183時間7時間
2010年284万8900円23万3100円5万1700円28.3歳5.4年181時間8時間
年収月収ボーナス年齢勤続年数労働時間超過勤務
2017年284万1900円23万2100円5万6700円31.4歳6.5年176時間6時間
2016年276万2100円22万4900円6万3300円30.6歳6.3年176時間5時間
2015年271万3900円22万700円6万5500円30.5歳6.8年174時間8時間
2014年256万1700円20万8800円5万6100円30.5歳5.9年172時間9時間
2013年265万8100円21万6700円5万7700円29.4歳6.2年179時間5時間
2012年260万100円21万3300円4万500円28.7歳5.3年179時間5時間
2011年259万6300円20万9100円8万7100円29.8歳6.3年177時間8時間
2010年256万2300円20万8500円6万300円28.9歳5.7年176時間8時間

引用 年収ガイド

 

 

…いや~…低い(;一_一)

 

男女合計して30歳超えて年収300万に届かないとか…

 

でもこれはあくまで『平均年収』なんで、1年目や2年目のアシスタントは当然もっと低いです

 

アシスタントの平均月収で見ると、大体月13万円~17万円ほどです。

 

仮に多めに17万円で考えてみても、年収にしたら204万円です…(;´Д`)

 

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実情

美容師のはさみ

そもそも『美容師』のイメージってどんなんでしょう?

  • 華やか
  • おしゃれ
  • チャラい
  • 個性的

 

こんな感じですかね?

 

まぁ多分個性的なおしゃれをしてるチャラい美容師がいっぱいいたらそりゃ華やかに見えるのかな、とも思いますが(笑)

 

未だに『なりたい職業ランキング』では割と上位にいる美容師ですが、世間のイメージと実際の美容師の実情とにはかなりのズレが生じているのは、あまり知られていないようです。

 

ホントはかなりの体育会系

ぶっちゃけた話、美容師はゴリゴリの体育会系です。

 

当然、働いてお給料を頂くという仕事な訳ですから、そりゃ一般的なサラリーマンやOLの方とかでも相当なストレスと日々戦い、少ない時間を有効活用し、残業をこなしているのだろうと思います。

 

ある程度、美容師という仕事にもそういう事があるのは認知されていると思いますが、美容師というのは『技術職』であり『職人』です。

 

『職人』と言うと、

  • 大工
  • 左官
  • 建築系

 

みたいなイメージでしょうか。

ほとんど同じです。

 

美容師は徒弟制度

というのも、どちらも徒弟制度』が一般的だからです。

 

近年でこそ数は減ってきましたが、まだまだ美容師の中にも、『先生』と呼ばれる人たちがいます。

 

年配のお客様だと『担当者=先生』と呼ぶ方もいたり(僕は嫌なので呼ばれたくないのですが)と、いわゆる崇め奉られる『師匠』がいる訳です。

 

で、『師匠』の下には『弟子』がいて、『技術を教えて頂いている』徒弟制度が完成するので、当然ゴリゴリの体育会系になります。

 

冷静に考えれば分かりそうなものですが、その辺はやっぱり華やかなイメージに払拭されてしまうのでしょうね。

 

では、その『師匠と弟子』の関係はどんな感じなのか?

 

弟子=アシスタント

 

ということになるので、日本語表記にしただけでもこの関係が一般的な美容師のイメージとかなりの差があることはなんとなく分かるかと思います。

 

その関係性をイメージして頂いた上で、じゃあ実際の『アシスタントの仕事』はどんなものなのか?

 

アシスタントは言うまでもなく美容師見習いであり、半人前です。

 

一般的なサラリーマンやОLの方でも、新卒時代は覚えることも沢山あって大変ですよね。

 

美容師のアシスタントはそれが技術的なものと知識を増やすように勉強することに分かれているだけで、大変さで言えばそこまでの差もないと思います。

 

それでも、美容師は他の職種と比べて離職率がやたら高いのです。

 

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離職率

ブランコに乗る男性の後ろ姿

美容室で髪を切っている時に担当の美容師に聞いたことあるような話かもしれませんが、実際どうなのかというのはあまり知られてないようです。

 

一年目で半分辞める

統計での離職率では…

  • 1年目…50%
  • 3年目…80%
  • 10年目…90%以上

だそうです。(感覚的には1年目はもっとかと…(;´д`))

 

離職と言っても『美容師自体を辞める人』、『サロンを変えて美容師は続ける人』と分かれます。

 

この数字は全部合わせての数字になりますが、やっと受かった国家資格を一年足らずで放棄する人も中にはいる訳で、もったいないなと思いながらも、「イメージと違ったんだろうな」と残念な気持ちになります。

 

まあ、新卒1年目のアシスタントの1日はホントに過酷ですからね…

 

アシスタントの1日の流れ

アシスタントのうちはお給料も少なく、練習する時間を営業外で作らないとなので朝は早く、夜は遅いです。

 

AM6:00起床
AM6:30出勤
AM7:30 ①サロン着 営業前の準備を終わらせてから朝練開始
AM9:30営業開始
(昼休憩というものは基本的に美容師には無く少しでも手が空いた時間を見て食べ物を口に入れるという感じ)
PM7:30~PM8:00 ③営業終了 営業後の掃除を終わらせてから夜練開始
PM11:00 ④終電が気になり出して練習終了 片付けをして戸締りをして退勤
AM0:00帰宅 夕飯 お風呂等々
AM1:00就寝
AM6:00起床 上記から繰り返し

 

細かい部分を説明すると…

① サロンの営業時間が例えば朝9:30~夜7:30までのお店であれば、大体朝7:30~8:00にはお店に着いて朝の掃除と準備をしてから自主練。お店が開いてからはアシスタントが一番動きます。(ホントにこの時期が一番きつかった…(-_-;))

 

② お昼も昼休憩なんてものはありません。

カラーとかを塗った後の放置時間中におにぎりとかサンドウィッチとかを頬張り、流し込んだらすぐ他のお客様のシャンプーをしてから最初の方のカラーシャンプーに入る←この間25分~30分

 

③ その後掃除をしてスタイリストのヘルプに入り、バタバタしていってなんやかんやで閉店時間。受付時間ギリギリで飛び込みで来るお客様もいるので、夜7:30ぴったりには終われず、夜8:00過ぎなんてことはザラ。

慣れないうちは足はパンパン、太もも、ふくらはぎ、ひざ、かかと、全部痛いです。

そんな状態のまま、夜練スタート!(;´Д`)

 

④ 夜8:00過ぎからスタートして、大体夜11:00頃までやっているといよいよ終電がヤバくなってくるので、片づけをして電車に飛び乗って帰宅。その後お風呂に入って夕飯を食べて就寝。(自宅からお店までの距離にもよるけど大悟店長は大体夜1:00頃就寝が平均でした)

 

で、次の日も当然仕事なんでまた朝練に間に合うように朝7:30頃にはお店に着くようにしないといけない訳で、睡眠時間は短くて4時間、長くて6時間ってところだったかな。(別に俺寝てないよ~アピールとかじゃなくてガチでね!)

 

 

そんなのが大体アシスタント1年目~2年目の平均的な流れだと思いますが、自分で書いてても…きっついな~(;^ω^)

 

よくやってたな自分!と褒めてやりたくなりますね(笑)

 

サロンによってもちろん差はあると思いますが、美容師をやっている人には分かるホントにリアルな平均的な流れだと思います。

 

こういうリアルな流れを知らずに美容師に『なってしまった子』が、ギブアップして離職率が上がってしまうのでしょうね。

 

それでもやっぱり仕事なわけで、これだけ拘束時間も長く、もし残業手当なんかが美容師業界のなかでも一般化されたとしたら今ほどの離職率にはならないんじゃないかとも思います。

 

給料面での厳しさというのも離職率を上げている一因になっているのは間違いないですね。

 

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もし一人暮らしがしたければ

引っ越し中のヤドカリ

ここまでお話した【年収、実情、離職率】を踏まえたうえで、一人暮らしは可能か?ということに関して言えば、『不可能ではない』です。

 

実際僕もやってましたからね。

 

ただあまりおススメはしないですね。

出来るならせめてアシスタントの間は実家暮らしの方が良いとは思います。

 

もしどうしても一人暮らしがしたいのであれば当然家賃の低いところを探さないとなので、もし参考になれば↓



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まとめ

美容師のリアルな話を今回は少し掘り下げてみました。

 

夢をぶち壊してしまったら申し訳ないですが、夢で飯は食えません

 

それと誤解のないように最後に言わせて頂きますが、僕は決して美容師の仕事が嫌いな訳ではありません。

 

むしろ大好きです(^^♪

 

また、これから美容師になりたいと思っている方に「こんな仕事止めておけ!」っていうスタンスで記事を書いている訳でもありません。

 

そんな方たちには是非、頑張って練習して勉強して立派な美容師になってもらおうと応援したいと思っています。

 

が、そもそもの美容師の内情についてあまりにも認知されていないことが多く、理想だけで美容師になった子たちがすぐにリタイアしていくということを僕はかなりの数見てきました。

 

そんな風にならないためにもリアルな声を届けて少しでも内情を知ってもらいたいと思ったわけです。

 

ネットとかで見ててもあまりそこまで踏み込んで書いてるのって少ないんですよね。

 

経験者から言わして頂くと、アシスタント時代はホントに辛くて大変です。

 

我慢できずにギブアップしていく同僚をホントに何人も何人も見てきました。

 

結論とすれば…

  • 軽い気持ちで美容師に『なってしまった』人は続かない
  • 美容師という仕事をホントに好きな人でないと続かない
  • リアルな収入面を上手くやりくりできない人は続かない

という感じですね。

 

正直、辞めるぐらいなら最初から選ばなきゃ良かったのに…と思う人も何人もいたので、合わない人は合わないで仕方ないことだし、無駄な時間を使わずにご自身に見合った仕事を選んでいただきたいなと思っています。

 

また、美容師を本気で目指しているのであれば、この仕事は『綺麗を創る』仕事と言っても過言ではなく、本当に遣り甲斐のある仕事です。

 

覚えることや悩むことは多々ありますが、諦めずに努力すればいつか自分に返ってくるということは自信を持って言えますので是非頑張ってください。

 

大悟店長でした(*^-^*)

 

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アシスタント編
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